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バスボート購入のポイント

バスボート購入のポイント

新たなバスボートフィッシングを探しているアングラーの方たちへ、新たにバスボートを購入する際の「バスボート選びのポイント」についてお話していきます。
ひとことで「バスボート」といっても、現在いろいろな種類のボートが「バスボート」と呼ばれています。まず大きく違うのが「バスボートとして製造されたボート」と「バスボートとして製造されていないボートをバスボートとしてアレンジしたボート」です。 これらのボートの性格は、前者のバスボートでは製造したメーカーにより大きく変わり、後者のバスボートではアレンジしたショップにより大きく変わってきます。
まずは、バスボートメーカーにより製造されたバスボートについてのポイントです。

バスボートはやっぱり見た目のかっこよさ

やはり、バスボートを選ぶ場合は、この「見た目」を条件にしてもらいたいと思います。各バスボートメーカーはそれぞれの特徴の「見た目」を持っています。鋭いデザインや重厚なデザイン、派手なデザインやシックなデザインなど、自分の気に入ったバスボートで自分のスタイルのバスフィッシングを楽しむことこそが大切なポイントです。 しかし、そのデザインにはそれぞれの意味を持っており、長所・短所を持ち合わせていることも知っておく必要もあります。

バスボートに必要な走行性能と静止安定性能

 バスボートメーカーは、この二つの性能をうまく両立させるために研究を重ねて、ハルデザインを設計しています。しかし、この二つの性能は「相反する性能」なのです。例えば、走行性能の優れたバスボートでは、荒れた水面の波を切って走行するためにハルのVの角度が大きくなっていますが、このVの角度が大きいということは静止時の横揺れ(ローリング)に弱く、静止安定性能が劣るバスボートということになります。また、高速走行のために重心が後ろ側(スターン側)にあるバスボートは、静止時に前側(バウ側)が上がってしまい水平な静止姿勢となりません。
 バスボートメーカーは、この「相反する性能」において、どちらかの性能向上を重視し、どちらかの性能低下を補うといった努力を行っているのです。つまり、言い換えればメーカーによって走行性能に優れたバスボート・静止安定性能に優れたバスボート・両方を半分ずつ持ち合わせた中間のバスボートと大きく分類できます。したがって、自分がどちらの性能を重視してバスボートを選ぶかが大きなポイントとなるのです。

 これは、バスボートメーカーのクオリティーとも言えるでしょう。そのバスボートがどれだけバスフィッシングのために設計されボートなのかを表します。「デッキの広さ」「コックピットの広さ」「ストレージの配置や広さ」「魚探の取り付けポジション」「ライブウェルシステム」などがポイントとなります。
 デッキの広さや、コックピットの広さはカタログデーターよりも実際に乗ってみることをお勧めします。実際に自分の体と合わすことにより自分なりに判断することが重要です。
 ストレージにつきましては、実際に自分のスタイルで、デッキの上にロッドを並べた状態をイメージし、バスフィッシングをしているときにアクセスできるストレージなのかどうかを見極める必要があります。さらに、1つのストレージが十分な大きさを持っているかも重要です。多くのストレージを有するバスボートでも1つ1つが小さいものでは、使用価値が下がります。目的別に分けられた十分な広さを有するストレージをもつバスボートが理想といえるでしょう。
 魚探の取り付けポジションなどは、自分がどれだけの魚探やGPSをどの位置で使用したいのかで確認します。メーターパネルやバウパネルへの埋め込みが可能なのか。もし埋め込みにて取り付けした場合は、画面が確認しやすく操作しやすい位置となるのか。船体への魚探・GPS用架台が取り付け可能か。これらを自分のドライブポジションやキャスティングポジションなどから検討します。
 ライブウェルシステムは、もちろんバスボートに欠かすことの出来ない装備です。ポンプの数や容量・バルブ操作の有無・エアレーターシステムの有無など、どのような機能を有しているのかをきちんと確認しておきましょう。どれも自分のバスフィッシングスタイルをシュミレーションしてみて確認することが重要なポイントです。

 バスボートのサイズを決める条件には、「保管場所」や「自動車での牽引」「バスフィッシングフィールドの環境」などがあります。琵琶湖など大きな天然湖をメインのフィールドとし、保管方法はマリーナ置きというスタイルでのバスボートならば「大きいサイズのバスボート」に越したことはありません。しかし、自分で牽引していろんなフィールドへ出かけるバスフィッシングスタイルの方は、先に述べたような条件にあったサイズを選ぶことが重要なポイントです。

 やっぱり最終的にどうにもならない条件は、価格でしょう。高価なバスボートはやはり全体的に優れており、安価なバスボートは犠牲となる部分が多いものです。価格はバスボートメーカーによって大きく違うもので、それがメーカー自体のクオリティーのランクとなっていることは事実です。限られた予算内でバスボートを選び、どの部分が犠牲となっているのかを、自分で把握し納得できることが大切なポイントです。

 購入したいボートが各バスボートメーカーによりどのようにアレンジされているかを確認することも大切です。例えばレンジャーボートなどバスボートとして、フロントデッキなどに立ってキャスティングするスタイルいわゆる静止安定性を重視したアレンジ、又はチャンピオンボートなど高速で安定した走行を可能とするアレンジなど、「走行性能」「静止安定性能」も大きなポイントとなるでしょう。走行性能や静止安定性能などは、ベースとなったボートの基本的デザインに大きく左右されますが、ボートの重量バランスによっても変わってきます。
 荷重となる装備品には、バッテリーやガソリンタンク、エンジンやエレキ、そして搭乗員などが挙げられます。これらの場所によっても左右されるのです。実際に水上にて浮かび、走行して確認するのが一番でしょう。

 やっぱり一番重要となるのが「ライブウェルシステム」「ビルジシステム」「魚探取り付け」「エレキ・エンジン取り付け」などがどうアレンジされているのかです。
 サイズが比較的大きいボートは、ライブウェルシステムが標準装備やオプション設定されている場合がありますが、小さいゴムボートやアルミボートでは装備することすら困難となります。ビルジシステムも、もちろん装備可能か否かはボートによって違います。そして、魚探やそのセンサー類の取り付け、エレキの取り付けやエンジンの取り付けが、可能か否か、取り付け方法はどうなっているのか、などの条件を自分のバスフィッシングスタイルと照らし合わせながら選んでいくことがポイントです。



 以上がバスボートを賢く選ぶためのポイントです。自分で調べるのもよいでしょうし、バスプロショップの店員さん相談するのもよいでしょう。そして、自分にぴったりのバスボートと出会い、あなたのバスフィッシングライフが大きく膨らんでいくことを、心より願います。